カンボジアのWifi事情は?滞在日数別おすすめ通信手段も紹介
カンボジアのWifi事情は?
カンボジアの都心や観光地は、日本よりもWifiの環境が整っています。
そのため通信手段を過度に心配する必要はありません。
ただ、田舎の方に行くにつれてやはりFree-Wifiスポットは少なくなりますから、それなりの対策はした方が良いでしょう。
プノンペンのWifi事情
Free-Wifiスポットはたくさんあります。
日本よりも通信に困らないほどです。
少し良いカフェやレストラン・ホテルなどに入れば、基本的に使うことができるでしょう。(ローカル過ぎるレストランだとないことがあります)
IDやPasswordが不要なWifiもありますが、ほとんどはIDとPasswordを入力してWifiを繋ぐことになるでしょう。
お店の壁にIDとPassが書かれた紙が貼ってあることが多いですが、もしなければ店員さんに「Wifiはないか?」と尋ねてみましょう。
また、ID とPassが不要のWifiは、通信環境が良くなく、繋がらないケースがよくあります。
ちなみに、プノンペンのイオンモールのWifiはうまく繋がりませんでした…
シェムリアップのWifi事情
アンコールワット遺跡のあるシェムリアップもプノンペン同様です。
少し良いカフェやレストランに入れば基本的にWifiはあるでしょう。
ただ、アンコール遺跡群の付近・周辺はFree-Wifiスポット(Free-Wifiがあるお店)は少ないと思っていた方が良いでしょう。
パブストリート、オールドマーケットの周辺にはFree-Wifiスポットは多く存在します。
日本からレンタルWifiはもって行くべき!理由も解説!
カンボジアのWifi環境は日本よりもむしろ整っていると言えるでしょう。
しかし、カンボジアに旅行をする場合は日本から海外対応のWifiをもって行くことをおすすめします。
その理由は大きく3つです。
それぞれ詳しく説明します。
理由① 交通手段の手配にWifiを使うから
トゥクトゥクとは、車と自転車の中間のようなオート三輪のことです。
プノンペンにはバスもありますが、定刻通りには来ず、乗りこなすのが難しいため、観光客には不向きでしょう。
あなたもカンボジアに行ったら必ず一度は乗るでしょう。
なお、カンボジアでトゥクトゥクを利用する時、はアプリを使用することを強くおすすめします。
もう少しアプリを使用する流れを説明すると
- 自分がいる場所(現在地)をアプリの地図上で選択
- 自分が行きたい場所(目的地)をアプリの地図上で選択
- 現在地の近くにいるトゥクトゥクドライバーがその情報を見て現在地までやってくる
- トゥクトゥクに乗る前に料金も表示されるため、安心して乗る
という流れになっています。
(詳しいアプリの概要・アプリの使用方法に関しては後ほど紹介します)
トゥクトゥクの配車アプリを使用して欲しい理由、一番は“ドライバーからぼったくられることが少なくなるから”です。
事前に現在地と目的地を入力することで、アプリが料金を表示してくれるためです。
またアプリに登録しているドライバーであるということは、ある程度信頼できるドライバーであるとも言えます。アプリ使用後はドライバーの評価をすることができるためです。
この配車アプリを使用する時には、必ずWIfi環境が必要となります。
よって日本からの海外対応Wifiは持参するべきでしょう。
理由②ドライバーの道間違い防止
日本からWifiを持参する事をおすすめする2つ目の理由として、トゥクトゥクドライバーの道間違い防止があります。
地図が読めない人が多いです。
実際に私も、全く違う方向に連れていかれている経験を一度ではなく何度かしたことがあります。
よって皆さんもトゥクトゥクに乗って「はい安心」ではなく、目的地にちゃんと向かっているかどうか?を乗っている間も確認する必要があるのです。
その時にWifiが必要です。
事前にGoogleマップをダウンロードして行けばWifiがなくても大丈夫、と思う人もいると思いまずが、
それでも一応問題はないのですが、通信が遅くなってしまうこともあるので、Wifiがある方が安心感は強いでしょう。
またもし万が一、ドライバーが道間違いをしていることに長い間気付かず、走行距離が本来よりも長くなり、お金を多く請求された時は、お金を返してもらいましょう。
ドライバーの道間違えは乗客の責任ではないので、ドライバーに言えば渋々返してくれることが多いです。
(あまりにもしつこく請求するのは、身の危険を守るためにも良くないと思いますが)
理由③Google翻訳
Google翻訳とはその名の通り、翻訳をしてくれる機能です。
日本語⇆英語⇆クメール語(カンボジア語)と翻訳してくれます。
普通に旅をしている分には英語がわかれば問題ない、と思う方も多いでしょうが
レストランのメニューなどを見てわからないときなど、すぐに調べることができると便利ですね。
以上がカンボジアにWifiを持って行った方が良い理由でした。
上記3つの理由以外にも、街を歩いたり観光をしていて疑問に思った事をすぐに調べられたり、SNSをチェックできたり、いざという時に連絡手段があるという安心感があったり、、と思うとWifiはあるに越したことはないですね。
レンタル海外対応WIfi以外の連絡手段
次に、レンタルの海外対応Wifi以外の、カンボジアから日本への連絡手段を紹介します。
短期旅行の人は基本的にはレンタルWifiでいいかと思いますが、長期間カンボジアに滞在する予定の人や、Wifiをもって行きたくない人は、参考にしてみてください。
- 国際ローミング
- 現地Simの購入
国際ローミング
国際ローミングとは、携帯電話会社のサービスを利用する方法です。
いざという時にWIfiを持って行かなかったとしても、国際ローミングの事前準備をしていたら、不安も軽減できるでしょう。
各携帯電話会社によってサービスの内容や料金は違います。詳しくは各社のHPをご覧ください。
またどの携帯電話会社のプランだとしても、日本での事前準備や事前申し込みが必要になっています。
国際ローミングを検討している方は、必ず確認をしてから渡航するようにしましょう。
auの国際ローミング
・世界データ定額
980円/24時間
150以上の国・地域で使用することができます。
auSTAR会員であれば、毎月1回分もらえるという特典もついています。
・海外ダブル定額
海外でのパケット通信料金が以下のような料金で利用できるプランです。
約24.4MBまで最大1980円/日
どれだけ使っても最大2980円/日
ソフトバンクの国際ローミング
・海外パケットし放題
海外でのパケット通信料金が以下のような料金で利用できるプランです。
25MBまで0円~1980円/日
25MB以上最大2980円/日
ドコモの国際ローミング
・パケットパック海外オプション※日本での事前申し込み必須
基本プラン:980円/24時間
1時間:200円
3日間:2480円
5日間:3980円
7日間:5280円
世界205の国と地域で安心して使える定額制。
現地に到着して好きなタイミングから始められます。
私はカンボジアでauの国際ローミングを一度使用したことがありますが、不自由なく使うことができました。
通信手段の1選択肢として、参考にしてみてください。
Simを現地で購入する
長期でカンボジアに滞在する人は特に、Simを現地で購入すると安くすみます。
現地Simについては後ほど詳しく紹介します。
おすすめのレンタルWifi
では次に、日本から海外対応のWifiを用意する時にどの会社のWifiを使うのがおすすめか?ということについて紹介します。
基本的に、有名どころ(イモトのWifi、GlobalWifiなど)のWifiをレンタルすれば問題ないです。
ただ価格を抑えたい人は、個人的には「Wi-Ho」がおすすめです。
安さならWi-Ho
私が個人的に一番安いと思っているのが、Wi-hoです。
キャンペーンをしていたり、特定のページから申し込みをすると割引が聞いたりするので、定価よりも安い価格でレンタルができます。
割引があるからといって、Wifiの通信速度が遅いとか何か欠陥がある訳でもないので、短期の旅行で費用を安く抑えたい人にはおすすめです。
ただ一点注意が必要で、長期間の申し込みをしようとすると、在庫がないと出て申し込みできないことがあります。
長期滞在の人は現地Simがおすすめ
カンボジアに長期間滞在する人は、現地Simがおすすめです。
日本でWifiを借りるよりも、格段に安くすみます。
現地でSimを購入するなら「Smart社」がおすすめ
現地でSimを購入する時には、Smart社にしましょう。
店舗は首都のプノンペン、アンコールワットのあるシェムリアップ には至る所にあります。
現地でSimを購入する方法
プノンペン空港にあります。
そこで海外旅行用のSimを購入したいといえばOK
滞在日数に応じて値段が変わるため、必ず滞在日数を伝えて購入するようにしましょう。
現地Simを購入してスマホを使う時の注意点
Simフリーのスマホを必ず用意することは注意しなければいけません。
Simカードを買っても、SimフリースマホでなければSimの差し替えはできません。
日本のスマートフォンは特にSimの差し替えができないことが多いので、必ずスマホを契約している会社に事前に相談するようにしましょう。
カンボジアに行く前にダウンロードしておくべきアプリ3個
最後にカンボジアに行く前にぜひダウンロードすると良いアプリを紹介します。
現地よりも日本で準備をしていきましょう。
Pass App
PassAppとはトゥクトゥクやタクシーの配車アプリのことです。
カンボジアでトゥクトゥクを利用するとき、日本人とわかるとぼったくられることがよくあります。
しかしPassAppを使えば、現在地と目的地を選ぶと事前に料金が表示されるため、料金をぼったくられる心配はありません。
またPassAppをインストールして使えるようにするために、電話番号の登録と、登録した電話番号のショートメッセージに送られてきたPINコード入力をしなければいけません。
そのため、日本でないとショートメールが届かないこともあるので、日本にいるうちにダウンロードすることをおすすめします。
Grab
PassApp同様、トゥクトゥクやタクシーの配車アプリです。
配車アプリを二つおすすめする理由としては、一つ目のアプリで配車を依頼したドライバーが全然こなかったりすることがあり、アプリが止まってしまうことがあるからです。
そのため、1つだけでなく2つインストールをしておくと安心です。
またGrabはキャンペーンコードを使えます。
初めて乗る人は無料になるキャンペーンコード等があるので、ぜひそちらを利用しましょう。
Google翻訳
Google翻訳は、日本語⇆英語、日本語⇆クメール語(カンボジアの言語)などと翻訳できるアプリです。
最近では、文字が書いてある画像をスマホでかざすと、その言葉を翻訳してくれるような機能もあります。
もしもの時のためにダウンロードして行くことをおすすめします。
まとめ
カンボジアのWifi事情について、少しはお分りいただけましたでしょうか。
Wifiとともに、楽しいカンボジアライフをお送りくださいね^^